この記事ではインターン先を探している学生、特にマーケター志望者の学生に焦点を当てて、マーケティングの仕事をする価値、インターン先で何が手に入るかや、オススメのインターン先を紹介していきたいと思います。
サマリー
マーケティングのインターン先として学生にオススメな4つの企業

マーケティングの仕事をしようとしていることは良い選択です。AI技術が発達することによって人間の左脳、論理を作る部分の大半は代替されます。でも脳の右脳を使う部分、「キレイになりたい」、「人よりも頭が良いと思われたい」とか、「お金持ちになりたい」など、感情を作る部分はAI技術でカバーできません。
そうすると感情をターゲットにした仕事っていうのはまあ安泰なわけです。マーケティングっていのうはこの感情を動かす仕事なので、AI技術でどうにかなるものではないんですね。最近はマーケターの仕事を簡単にしようと様々なツールが開発されています。とはいえ、感情を設計する部分は効率化できません。つまりマーケターというのはAIのコントローラという意味でも需要の大きい職種と言えます。
そもそもマーケティングとは何?
「そもそもマーケティングとは何でしょうか?」←このフレーズほんとよく見かけます。マーケティングってそれくらい決まった定義がないんです。一応定義的なの見つけました。

マーケティングとは、顧客、クライアント、パートナー、そして社会全体にとって価値のあるオファリングを作成、通信、配信、および交換するための活動、機関、およびプロセスです。(2017年に承認)
引用元:AMA
URL:https://www.ama.org/the-definition-of-marketing-what-is-marketing/
よくわからないですよね。
端的に言うと、商品と顧客をショートカットさせるのがマーケティングの仕事。つまり商品をカスタムして魅力的にし、顧客を絞り込んで、橋渡しする。どうやって橋渡しするかというと、反応する広告やバイラルの仕組みを作るんです。それがマーケティングの仕事。顧客とも絡むし、市場のトレンドも理解しつつ、商品のカスタムにも意見するのでやることは多岐に渡ります。
年収や、やりがいはどうなの?
ピンキリです。
Web広告のキャンペーンを管理する担当者や「バナーを作れ」みたいなちょっとした制作物を作るみたいな仕事しかしないんであれば一般的なサラリーマンにも届かないかもしれません。ですが、プランニングやマネージャ、事業責任者になったら、恐ろしいくらい給料は上がるでしょう。マーケティング職って実は起業する人が多い職種でもあるので、給料は青天井と言えます。

画像引用元:https://twitter.com/takaki_takehana
Limの竹花さんはGoogle入社から始まり、SMS ASIA、その後リクルートと転職を繰り返したそうです。その度に年収が数百万から1000万、1000万から数千万、数千万から数億と職を変える度に0が一つ増える勢いだったと言います(MUPのYoutubeより)。サラリーマンから起業をしたタイミングで一気に上がったみたいです。覚えておいた方がいいのは起業して上手くいく人のほとんどがマーケティングのスキルか天性のマーケティングセンスのどちらかを有しているということ。サービスを世に広めるにはプログラミング技術ではなく、マーケティングが必要になるってことですね。
マーケターの年収が高い理由はレバレッジにあります。
あなたは今100円持っています。その内30円を使って、とある試みをしたところ、①10円が5円になった。②10円は変わらず。③10円が20円になった。という3つのパターンを見つけました。この内、当然ですが③に一気にお金を掛ければ大きなリターンが得られますよね(つまりレバレッジ)。マーケターの仕事ってこれと同じなんです。上手くいく方法を小さくテストして、見つかったら一気にスケール。これと相反するのが工数見積りです。システムエンジニアとかがそれに当たります。時間を切り売りする形ですね。これはレバレッジが効きません。あなたはどちらをやりたいですか?
インターンをすると何が得られるの?
当然インターン先によりけりですが、共通していることとしては、
- マーケティングの土台(思考)を学べる
- 物事の進め方を学べる※これが重要
バナー制作とか、広告の設定とか、細かいテクニックは正直、後でどうにでもなります。そんなことよりも、先輩達の仕事の進め方とか、問題が出てきた時にどうやって解決するのか、感情のコントロールの仕方、失敗の分析と次に活かす方法など、マーケティングやビジネスの土台を徹底的に吸収できるはずです。各論も重要ですが、大きな視点を手に入れやすいのがインターンの強みです。
インターンて具体的に何をやるの?
Webマーケティングの運用業務が多いように思います。リサーチとか、プランニングのような前工程ができる場合もありますが、研修の一環みたいなケースが多いみたいです。与えられるタスクはそこまで難しいものではないと思いますが、それを如何に短い時間でミスなく効率的に進められるかをテストされていると思ってください。
マーケティングのインターンにオススメな4つの企業
4つ程、インターン先としてオススメしたい企業を紹介します。その年にインターンを募集しているかどうかは、必ず公式サイトに行って確認してください。この記事はあくまでもオススメの企業紹介です。
ダイレクト出版

ダイレクトレスポンスマーケティングと言えばこの会社。社員のマインドが高いので、たくさんの刺激を受けられるはずです。また、リスティングの簡単な運用等もあるかもしれません。いずれにしてもマーケターを目指すんであれば、インターン候補先の1つとして検討したい企業です。
ドクターシーラボ

化粧品会社のドクターシーラボもマーケティングに強い会社であることは有名ですね。オンラインマーケティング問わず、DM、カタログによるオフライン媒体もあるため、クリエイティブ制作のスキルを高めたい人には良いと思います。化粧品という商品の性質上、感情で買うタイプの商品なので、どういった訴求ポイントで顧客を動かすか、心理的な部分も学びは多いでしょう。
ジャパネットグループ

インフォマーシャルでQVCと肩を並べるジャパネットグループ。インフォマーシャル自体がマーケティングの要素満載なんで、マーケティング思考を直に学べると思います。ペーパー制作部門では何百万円を簡単に売り上げるプロのセールスライターと仕事ができるので、それだけでもかなりの価値があるでしょう。
Repro

サブスクリプション型のマーケティングサービスを開発・販売するRepro。勢いがあること、サブスクリプションの独特なマーケティングが体感できること、製品のアップデートを近場で見れることなど、未来のマーケターには有用なことばかりです。ベンチャー独特の空気感に慣れるのにも良い機会だと思います。
インターンよりも実践だ。誰よりも成長したい学生は、、、
大前研一さんは言います。自分を変えるには、時間を変えるか、付き合う人を変えるか、住む場所を変えるか、しかない。インターンとは刺激的な企業と接触し、自分を科学変化させるための場です。社会に出た時のスタートラインに大きな差がでてくるでしょう。
もっと早いスピードで成長したい。と思うなら、インターネットで起業してみるのもアリです。ブログでもいいし、Webサービスを作るのもいいですね。いずれにしてもマーケターはクリエイティブの制作力が問われるので、ライティングをマスターするところから始めてみてはいかがでしょうか?弊社のWebライティングコースはほとんどのチャプターを無料公開しています。興味のある方は以下のバナーをクリックしてみてください。

URL:https://binaryhub-school.thinkific.com/courses/395539
学業の傍ら起業するっていうのはかなり面白そうですね。インターネットビジネスであればリスクが少なく、隙間時間に出来るので学生に最適です。インターンのオプションとして、是非考えてみてください。
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