
様々な企業がHPを作って、そこで何かしらの結果を得たいと望んでいます。ですが、話しを聞くと大して機能していません。どうすればHPが会社の売上に貢献するようになるのでしょう。
サマリー
コーポレートサイトで達成したい明確な目的は?
コーポレートサイト(企業サイト)で得たい結果は大抵次の2つのうちのどちらかです。
- 直接的な結果(リード創出など)
- 直接的でない結果(ブランディングなどの企業イメージアップ)
上の2つについて、よくよく考えるとわかると思いますが、リード創出は最終的な目的でその手段として、ブランディングなどの企業イメージアップがあります。
要はコーポレートサイトの定義として、どこまでの結果を得たいかってことです。あなたはコーポレートサイトにどこまでを求めるか先に決めなければいけません。ただ一方的に企業情報を提供して終わるのか?それともリードを獲得する部分までを目的とするのか?そこ決めることがスタート地点です。
直接的な結果も狙うコーポレートサイト

コーポレートサイトのメインの目的は企業の価値観の共有です。ですが、クラウドサービスやECなど、インターネットビジネスを行う企業の多くはサービスサイトの1つのフォルダに会社情報をまとめます(上記salesforceのサイト参照)。
直接的な結果を狙わないブランディング重視型コーポレートサイト

企業の経営ポリシーによるところですが、サービスやプロダクト名と企業名が異なる場合はこのケースが多い気がします。その場合、コーポレートサイトは各サービス、プロダクトへのポータルサイト的な位置付けとなります。まず、企業の価値感を伝える。そして、各サービスのコンセプトとリンクを共有する。それがブランディング重視型のコーポレートサイトです(上記Goodpatchのサイト参照)。
ベストなコンテンツ構成は?

直接的な結果を狙う、狙わないに関わらず、達成しないといけない要件は企業の価値観を伝えることです。マーケティングやブランディングの上手いサイトに共通しているコンテンツは以下です。つまり以下のコンテンツは出来る限り取り入れるべきです。
- 会社概要
- 沿革
- 代表からのメッセージ
- 会社のポリシー(何のために生まれた会社で、誰に対してどんな価値を提供するか)
- アワード、受賞歴
- 会社の社会的な取り組み(CSR)
- プレスリリース
- 採用情報
- アクセス
- 利用規約
- 特定商取引法に基づく表記

そしてリード獲得も狙うコーポレートサイトの場合は、会社情報フォルダに以下のコンテンツを含めることを強くおすすめします。
- サービスやプロダクトの概要とリンク
- お客様の声と顔写真
Webサイトでリード獲得を狙う場合のオファー
もしもあなたがWebサイトでリードを得たいなら、オファーのコンセプトは一つに絞るべきです。例えばSaaS系のサービスを売っているなら30日間の無料体験にする。BtoB向けプロダクトなら、活用E-Bookのダウンロードにする。ECサイトならお試しパックとか、できる限り一つのコンセプトに絞ると、見込み客があなたに共感して、パートナーとなる決意を持ってくれた時に迷いが少なくなります。オファーについて詳しく知りたい方は以下のE-Bookが役立ちます。

マーケティングオファーの辞典
「こんなの今まで見たことない!!」
結構そう言われますよコレ。だって世界中のオファーを集めた本なんてなかったんですから。それがなんとメールアドレスを入力するだけでプレゼントとは。
さいごに
見込み客 が企業情報を見る際は少なからず企業に興味を持っている時です。それはコンバージョン寸前かもしれないし、良さそうなプロダクトだと感覚的に思った程度かもしれません。そこであなたに求められるのは「僕らは信頼に値するよ」と証明することです。上で紹介したコンテンツは結局のところ自分達の主張に過ぎません。それが本当かどうか証明できれば企業情報コンテンツはさらに強力に力を発揮します。ではどうやって証明するか?
第三者の声です。お客様の声もそうだし、SSLを導入していることをサイトシールで証明することもそう。受賞歴もそうだし、Pマークを取得していることも信頼を証明できるパーツになります。
信頼を得ることを軸にコンテンツを作りましょう。
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