
ダイレクトマーケティングとBtoBマーケティング
そもそもマーケティングとは何でしょうか?かの有名なドラッカーはこう言っています。
「マーケティングとは販売を不要にすることだ。」
つまり売れる仕組みを作ることです。誰に売るか、その対象によってマーケティングは大きく2種類に分かれます。
- BtoBマーケティング
- ダイレクトマーケティング
BtoBマーケティングとは言葉そのままです。対法人向けのマーケティングのこと。分業体制のセールスで、マーケティングがリードを引っ張り、インサイドやフィールドセールスがクロージングを仕掛けます。ダイレクトマーケティングとはクリエイティブ制作やキャンペーン手法で性質が結構違います。BtoBを理解するにはCRMを先ず理解することです。HubSpotやSalesforceを学ぶといいです。
ダイレクトマーケティングとは?
BtoCビジネス全般を指します。マーケティング手法のことではなく、メーカーによる直販ビジネスのことを言うんです。
ちなみにダイレクトレスポンスマーケティング(DRM)という言葉もあります。これは反応を計測できる広告(コピー)を使ったマーケティング手法のことを言います。ダイレクトマーケティングとダイレクトレスポンスマーケティングを同じ意味に捉えている人が多いと思うんですが、言葉のレベルが違うんです。
ダイレクトマーケティング>ダイレクトレスポンスマーケティング
ダイレクトマーケティングにはダイレクトレスポンスマーケティングを含むってことです。ダイレクトレスポンスマーケティング型の広告の例をひとつ。

URL:https://www.empathywriting.com/
この広告(コピー)には、名前とメールアドレスの入力欄があります。ということはダイレクトレスポンスマーケティング型の広告です。広告の文章の良し悪しが入力欄(CTAと言います)があることによって計測できます。Webであれば訪問数がトラックできますよね?訪問数の内、何人がCTAでアクションを起こしたかが計測できるので、成約率が出せます。
マスマーケティング(ブランディング)とは?
次にこの広告を見てください。

この広告にはCTAがありませんよね?ということはこの広告からどれくらいの成約が生まれたかの数値は厳密にはわからないんです(VTSと言って、キーワード検索と紐付けることで概算値は出せますが)。こういったイメージ広告と呼ばれるCTAのない広告マーケティングをマスマーケティングと呼びます。費用対効果の計算が限りなく難しく、資金繰りが厳しい企業には難しいです。マスマーケティングはインプレッション(表示)による認知拡大がその目的です。
マスマーケティングは認知を拡大させることが狙いなわけですから、ブランド価値を高めることとも言えます。つまりマスマーケティング≒ブランディングというわけです。
全体像をまとめると、、、
BtoBマーケティング |-CRM※BtoCでも利用するツールですが便宜上このようにしておきます ダイレクトマーケティング |-ダイレクトレスポンスマーケティング |-マスマーケティング≒ブランディング※手法と捉えるとBtoBマーケティングにも含まれます
となるわけです。
これ僕なりの見解なんで、クレームは受け付けません。では。
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