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Home > ブログ > マーケター > 中小企業ビジネスブログのSEO対策 ニッチキーワード調査方法

投稿日:2018年12月7日/ 更新日:2022年5月17日

中小企業ビジネスブログのSEO対策 ニッチキーワード調査方法

オーガニック検索アイキャッチ画像

インバウンドマーケティングはこの10年で大きく変わりました。

「検索ボリュームの大きい複数語を狙え」という定説はベストな方法ではなくなりました。大手は資金力があるので、リンクビルディングやコンテンツの外注など、力業を使ってきます。中小企業はWebでどのように戦えばいいのでしょうか?有効な方法があります。

この記事ではスモールビジネスのためのニッチキーワードリサーチ手法を説明します。ステップバイステップ形式になっており、順番に進めることで、正しいキーワード選定ができるようになります。Googleキーワードプランナーの説明もありますが、見える画面はバージョンによって、説明と異なることがあります。予めご了承ください。

また、Googleスプレッドシートも使います。このアプリは無料で使えるWebアプリです。高品質なコンテンツを短い時間で効率良く作るために必須のツールです。利用できる状態にしておいてください。セットアップは簡単です。以下の手順です。

  1. Googleアカウントを作る
  2. 「Googleスプレッドシート」とWeb検索し、Googleアカウントでログインする。

サマリー

  • ステップ①ビッグキーワードを拾う
  • ステップ②Googleスプレッドシートに記入
  • ステップ③ビッグキーワードから複数語を生成する
    • ①「フレーズ、ウェブサイト、カテゴリを使用して新しいキーワードを検索」を選択
    • ②「宣伝する商品やサービス」の入力項目にビッグキーワードを入力する
    • ③「関連性の高いキーワード」をピックアップする
    • ④「コンテンツ設計書」にターゲットキーワード、検索ボリュームを記入
  • ステップ④不要なターゲットキーワードを除外する
  • ステップ⑤ターゲットキーワードさらに膨らませる
    • ①想起語を抽出する
    • ②「コンテンツ設計書」に想起語を記入
    • ステップ⑥タイトルを作る

ステップ①ビッグキーワードを拾う

最初にやらなければいけないことはコンテンツを届けたいターゲットを決めることです。実在する人物が望ましいですが、ペルソナ(仮想ターゲット)でも構いません。どこに住んでいるのか?何歳?性別は?このあたりのデモグラフィックデータを絞って、ターゲットを具体的にしてください。例えば、あなたが英語教師でTOEICのセミナーを売っているとします。ターゲットを”TOEICで高得点を狙う人々”としたんでは抽象的です。もっと絞らないといけません。外国語学部に通う21歳の女子大生といった具合です。

ビッグキーワードとは、ターゲットがあなたのビジネスカテゴリーについて、よく使う単語です。上記の例で言えば、「英単語」、「文法」、「リスニング」などがそれにあたります。ビッグキーワードを50~100拾い集めましょう。以下の媒体から拾ってください。

  • 雑誌等の紙媒体
  • オンラインのニュースレター(有料の方が良い)
  • ターゲットが話している言葉
  • 信頼のおける機関(企業や国の機関、権威者)のWebサイト
  • ECサイト(Amazon等)のユーザーレビュー

※注意:ビッグキーワードは、絶対に自分で考えてはいけません。上記のような媒体から拾ってください。
 

ステップ②Googleスプレッドシートに記入

ビッグキーワードは集まりましたでしょうか?一般的には作業を分けた方が効率が良いので、100なり、大量に拾ってから次の工程にいった方が効率的です。飽き性の人は50程度拾って、次の工程に移ってもいいです。記事を書き終えたら、またビッグキーワードを拾うような流れですね。では拾ったキーワードを設計図となるGoogleスプレッドシートにペーストしていきます。

「Googleスプレッドシート」と検索し、サービスにログインします。新たなスプレッドシートを作成してください。名前は「コンテンツ設計書」とでもしておきましょう。スプレッドシートが開いたら、1行目のA列に「ビッグキーワード」というタイトルを付けます。項目名行である1行目は、わかりやすいように色を塗りつぶして、文字色を白にしましょう。終わったらA列の2行目以下に拾ったビッグキーワードをペーストしていきます。以下画像のようなイメージです。

Googleスプレッドシート画面1

ステップ③ビッグキーワードから複数語を生成する

Googleキーワードプランナーを使います。無料で利用できるキーワードリサーチツールです。利用方法はコチラを参考にしてください。

①「フレーズ、ウェブサイト、カテゴリを使用して新しいキーワードを検索」を選択

Googleキーワードプランナー画像1

②「宣伝する商品やサービス」の入力項目にビッグキーワードを入力する

Googleキーワードプランナー画像2

ビッグキーワードと関連して検索されているキーワードを拾い集めます。「宣伝する商品やサービス」の入力項目欄に1つだけビッグキーワードを入力し、「候補を取得」をクリックしてください。必ずキーワードは1つにしてください。

③「関連性の高いキーワード」をピックアップする

Googleキーワードプランナー画像3

候補が表示されます。「関連性の高いキーワード」がターゲットキーワードとなります。ターゲットキーワードをリストアップしつつ、その隣の列にある、検索ボリュームも合わせてリストアップしてください。

④「コンテンツ設計書」にターゲットキーワード、検索ボリュームを記入

Googleスプレッドシート画面2

「コンテンツ設計書」のB列項目名を”ターゲットキーワード”としてください。C列項目名は”検索ボリューム”にします。B列にリストアップしたターゲットキーワードをコピー&ペーストします。C列も同じように検索ボリュームをコピー&ペーストしてください。

ステップ④不要なターゲットキーワードを除外する

ここが肝です。リストアップしたターゲットキーワードと検索ボリュームを見て、検索ボリュームが大きいターゲットキーワードの行を削除します。つまり検索数の多いターゲットキーワードに向けての記事は書きません。大手が狙わないキーワードを狙っていくのがニッチ戦略ですからね。

Googleスプレッドシート画面3

検索ボリュームが10-100(月間)より大きい検索ボリュームは除外します。少ないけど、確実に需要がある検索ボリューム10-100キーワードが僕らがコンテンツを作るべき対象です。そしてもう一つ除外対象があります。それはターゲットキーワードの種類として、調べる系のキーワードや特定の固有名詞といった、明らかにペルソナの動機が弱いターゲットキーワードです。これも除外していきます。上記画面イメージでは、便宜上グレーダウンしていますが、行を削除してOKです。

ステップ⑤ターゲットキーワードさらに膨らませる

良い線まできてます。ここではさらにキーワードを膨らませて、ブログ記事内で使うキーワードを抽出します。使うのはWebツール「FindWord」(2020/11/5現在利用できないようです。別のツールをお使いください)。これは想起語ツールといって、入力したキーワードをもとに上位表示されるサイトを回遊し、関連するキーワードを抽出してくれるツールです。

①想起語を抽出する

FindWord

入力フォームにターゲットキーワードを入力し、「検索」をクリックします。しばらくすると、下部に他サイトから抽出した想起語が表示されます。左側の囲み罫「上位10サイト分析」のみでいいです。その際にラジオボタンで「ワードのみ」をアクティブにすると抽出が楽です。

②「コンテンツ設計書」に想起語を記入

Googleスプレッドシート画面4

「コンテンツ設計書」のD列項目名を”想起語”としてください。D列に想起語をコピー&ペーストします。ターゲットキーワードの数量分この作業を繰り返しますが、僕のように繰り返し作業が苦手な方は適当なところで次の工程に移ってもいいです。

この時点で、100のビッグキーワードから、10,000前後のターゲットキーワードと想起語ができていると思います。1行がブログの1記事に値しますので、これだけあれば十分でしょう。

ステップ⑥タイトルを作る

Googleスプレッドシート画面5

「コンテンツ設計書」を開いてください。E列項目名を”ペルソナ名”、F列項目名を”タイトル”とします。”ペルソナ名”は記事を書く相手を指します。この記事の冒頭で考えましたよね。存在する方でももちろんOKです(むしろ望ましい)。E列にペルソナ名を書いてください。そして最後、F列に記事のタイトルを記入します。この時点では仮タイトルでOKですが、以下の点を踏まえて考えてください。

  • 30字以内
  • ターゲットキーワードをなるべく出だし付近(前の方)に配置する
  • ターゲットキーワードが表す検索ユーザーの欲求に答える具体的なタイトルにする
  • ターゲットキーワード以外の単語は想起語から選ぶ。但し無理に想起語を含める必要はない
  • ペルソナを意識してタイトルをつける。女性と男性ではニュアンスが変わるはずですよね?

「コンテンツ設計書」の1行が埋まりましたね。ここまできて始めて執筆開始です。どんなキーワードを選ぶべきか?だけでなく、どのような内容を書けばよいか?まで具体的にイメージができるはずです。「コンテンツ設計書」の1行1行は需要のあるトピックです。このトピックをベースにひたすら記事を量産していけば、強い媒体が出来上がりますよ。
 

カテゴリー: マーケター

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