
SEOの鍵はキーワードリサーチにある。でもキーワードリサーチには課題が山積みだ。リサーチ技法は大体みんな同じ。だから競合たちとケアするキーワードが被ってくる。コンテンツの質がズバ抜けなければ、先発の方が優勢だ。でも大丈夫。後発には後発なりの戦い方がある。ニッチなキーワードを見つければいい。
キーワードは3種類ある。
- コアキーワード(その媒体で最もケアしたい最重要キーワード)
- ビッグキーワード(ビジネスカテゴリー内でよく知られた専門的単語)
- 関連語(ビッグキーワード+αの複合語)
コアキーワードはビジネスをスタートした時にすでに決まっているはずです。例えば、僕らは「デジタルマーケティング」がそう。コアキーワードはあなたが無意識に口にしてしまう単語で敬意を表しているキーワードです。
ビッグキーワードとはそのビジネスカテゴリーでよく使われる専門用語のことです。TOEIC市場で戦っている場合を例にすると、「ライティング」、「リスニング」、「英文法」などの共通認識な専門用語がそれにあたります。SEO対策の肝はこのビッグキーワードにあります。いかにニッチなキーワードを見つけられるかです。
例えば、文書での売り込み術のことを「セールスライティング」と呼ぶ人もいれば、「コピーライティング」と呼ぶ人もいる。このキーワードの拾い方一つでニッチが見つかることはよくあります。
この記事ではニッチなビッグキーワードを見つける方法を書きます。
サマリー
Amazonレビュー

Amazonのレビューは宝の山です。見込み客がその商品を買うモチベーション(悩みと悩みを解決するに至ったきっかけ)やリアルなキーワードを大量に拾えます。
権威(国や大企業、専門家)のサイトや公式サイトから拾う
権威のサイトや公式サイトはキーワードリサーチをした上で作られていることが多いので、そこに落ちてるキーワードはどれも良質です。こういう媒体からスワイプすれば、かなり的を得たキーワードを拾えます。ただし、腕が立つ競合はこのあたりを当然ケアしてくるので、ニッチなキーワードは見つかりづらいかもしれません。
有料媒体(雑誌やニュースレター)から拾う
雑誌等の有料媒体はリサーチャーにお金を払って調査してもらっているのでニッチなキーワードが結構眠っています。しかもお金を払わないとこの媒体からスワイプできないので、ケアしてくる競合は比較的少なくなります。
本屋を歩く
この方法は極めて合理的。本屋に行くと誰がどんな情報に群がっているかがわかります。ペルソナに近い人を見つけて、その人が読んでいる本をじっくり見てみましょう。キーワードが大量に見つかります。
ペルソナと対面で話す
この方法はほんとおすすめ。競合が知りえなかったキーワードがどんどん出てきます。移動して、挨拶して、お話しをするという、所作が必要ですが、これを面倒くさがらずにやれば、そんじょそこらのWebマーケターには負けません。
ちなみにペルソナについての知見がない場合は以下のE-Bookでペルソナについて学んでみてください。

ペルソナテンプレ
ペルソナの大切さはわかってても、まともに作れたことないでしょ?今度こそ”意味のある”ペルソナを作りましょう。このワークブックがあれば間違いなし。Eメールアドレスを入力するだけで無料プレゼントしています。
イベントに参加する
対面で話すのが苦手であれば、この方法でもいいです。オンラインで拾う情報よりもオフラインで拾う方が良い情報に巡り合う可能性は高くなります。ほとんどの人は面倒くさがってやらないので、やっているだけで他よりも抜きに出ているでしょう。
検索ユーザーがインターネット検索に求めること、、、
Webで人を集めたい人に知っておいて欲しいことがあります。
上記の統計データが何を示しているかというと、検索ユーザーがインターネット検索に望んでいることが何かがわかります。彼らは検索クエリ(キーワード)を打ち込んで返ってくる情報の種類として次の3つのどれかを望んでいるんです。
- インフォメーショナル(何かを知りたい)
- ナビゲーショナル(特定のサービスを使いたい)
- トランザクショナル(予約とか購入とかのような行動を起こしたい)
この3つのクエリ種類を意識して、ビッグキーワードから関連する言葉を生成することで、関連語でもニッチを見つけることが可能です。
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