
あなたはWebサイトを持っていますか?
「はい」と答えた人に問います。あなたはブログやアフィリエイトのようなキャッシュを生む活動をしていますか?
さらに「はい」と答えた人に問います。あなたはコンテンツのトピックに統一性を持って、一貫したコンテンツを作り続けていますか?
全てに「はい」と答えた人。おめでとうございます。あなたは上手くいく可能性を大いに秘めています。
最後の質問に「いいえ」と答えた人。残念ながら、あなたが運営する雑多なトピックのメディアが日の目を見る可能性は低いです。
雑多メディアは悲惨です。トラフィックの量自体は出やすいですが、質はゴミです。そんなトラフィックを企業は買ってくれないし、アフィリエイトをやっている場合もコンバージョンに結び付きづらいのが事実としてあります。
雑多ブログは、望んでいなくても結果として、そうなってしまうパターンが多いです。それを避けるには需要があり、自分の特性とマッチした参入ジャンルを選ぶことが何よりも重要です。多くのブロガーが何となく好きなジャンルだから程度のモチベーションで参入ジャンルを決めてしまいます。
その結果、
最初は頑張ってコンセプトをベースにしながらコンテンツを作っていたけど、反応が出ない→雑多なトピックのコンテンツ作りに手を出す→トラフィック量が出始めて勘違いする→なんだかわからないメディアが出来上がる(但しトラフィックの量だけは出ている)→トラフィックがキャッシュにコンバートされないので悩む→撤退
こうなります。
この記事では戦略的に参入ジャンルを決める方法をチェックリスト形式で理解します。これであなたは参入ジャンルの選定を間違えることはなくなるでしょう。
サマリー
チェックリスト1:ターゲットとするペルソナ(見込客)はお金に余裕がある
PV量に固執するのはやめましょう。トラフィックの質を重視すべきです。 1つの視点としてはお金を持っている人が集まるようなジャンルです。単純に言えば、経営、ゴルフ、専門的な学習、ワインなど、、、。パッと思い付くところだとこんな感じですかね。
企業にトラフィックを売る場合も自分でビジネスする場合でも支払能力の高い人を相手にすることは僕らのようなスモールパワーでビジネスをする人の定石です。
この人達を集めるにはペルソナを作ることからスタートです。 名前が誰で、どこに住んでて、年齢と性別、興味・関心毎、家族構成、仕事や年収といった具合です。
ペルソナを作ると実在する人物のように深く見込客を理解できます。ペルソナの作り方に興味がある方は以下のバナーをクリックしてください。作成テンプレートを無料でお渡ししています。

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ペルソナを作ったら次です。
チェックリスト2:見込客が所謂マニア

画像引用:2ちゃんねる
URL: https://www.2ch.sc/
ゴルフとか釣りのように好きな人は徹底的にこだわるようなジャンルは良いです。欲求を喚起しやすいので。
そういった属性の人を集められると、企業から直にオファーが来たりします。商品やサービスの開発者目線で言っても、そういった媒体に広告を出すメリットはデカいです(CPAが下がる)。
勘違いしないでほしいのは、「マニア」=「楽しい」ではないということ。例えばTOEICのような英語学習の分野は決して楽しいものではないですよね。でも見込客は会社や勉学の忙しい合間を縫って勉強しているわけですから、情熱を持っています。
マニアとはモチベーションが高い人と捉えると良いと思います。
チェックリスト3:僕(私)はこのジャンルが3度の飯より大好きです
「好きなことで生きていく」
これはYoutuberのCMのキャッチ。
好きを仕事にできるということは強いです。
「あ〜眠いし、今日だけは執筆休んでもいいかな、、、」
と考えるのが、まあ普通のモチベーションですね。一方で、
「眠いけど、早く家帰って記事書きたいな〜。」
と考える人がいます。この人と争ったら、勝つのは大変です。
好きなことを仕事にする人は量も質も高いパフォーマンスを発揮します。一方で仕方なしにやっている人は一時はごまかせても、体力が減って来た時に差が出ます。
あなた自身が情熱を傾けられる分野であるかどうかはかなり重要です。
チェックリスト4:見込客が継続的に欲求を持ち続ける
難関大学を目指す高校生は受験シーズンにだけ、そのトピックに関心を持ちます。受験が上手くいくと、今度はアルバイトとか、恋人とか、ファッションとかに興味が変遷します。
一方で、ダイエットのように上手くいっても体型をキープしたり、筋力をアップしたりする需要が新たに生まれるものもあります。やり方次第で一生需要を喚起できるカテゴリーですね。ビジネス分野もそうです。経営者はビジネスをする以上、常に売上に関心を持ち続けます。
見込客を一定期間毎に失うジャンルと、やり方次第では一生見込客を掴み続けることができるジャンルがあることを忘れないでください。
長期的な展望を見据えているなら、長くお客さんと関係を結べた方が当然良いですよね。でも単発ビジネスが悪いわけではないんです。そういう市場にはそれなりの需要があるものです。
チェックリスト5:一人くらい明らかに成功している競合がいる
W・チャン・キム氏の「ブルー・オーシャン戦略」のせいかどうかはわかりませんが、インターネットマーケティング初心者がその意味をはき違えて、誰もいない海で戦う罠によくハマっているのを見かけます。
差別化とは既存の商品やサービスの視点を変えることであり、新しい何かを生み出すことではありません。天才的なマーケターか熟練のセンスを持つプロダクトマネージャーでない限り、新しい市場を作ろうなどといった、大それたことをするのはやめましょう。
あなたが見つけるべきは成功している先駆者です。その市場がお金になることを確認してからドメインとサーバを契約してください。
いいですか?
くれぐれも誰もいない海で戦わないことです。
チェックリスト6:見込客は普段からインターネットを利用している
わざわざ言うまでもないですが、ご年配の方はブログを見ません。カタログかフリーペーパーです。子供は仮面ライダージオウかYoutubeのキッズチャンネルです。
あなたが勝負を仕掛ける見込客をもう一度強くイメージしてください。彼女達はインターネットを普段から使っていますか?はたまたテレビ?それとも雑誌?
あなたの見込客と媒体とがマッチしていないんであれば、狙うべき見込客ではありません。つまり参入ジャンルを見誤っています。
以上でチェックリストは終わりです。いかがでしょうか?
自分の考えだけでなく、3人のマーケターにも協力いただいて、このチェックリストを作りました。6つの内5つ以上にチェックが入るのであれば、上手くいく確率は高いはずです。
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