
子供のなりたい職業ランキングにYoutuberがランクインしていることは有名です。おそらく近い将来もう一つの職業がランクインしてきます。それは、
「先生」
です。
先生が増えるって聞いても、まあ驚くことでもないですよね。そりゃなりたい人いるだろって感じでしょ?でもここで言いたい先生は学校や塾のような所謂”先生”に限った話しではありません。人より少しでも得意な何かを使えば先生になれるんです。例えば、あなたが50mを5.8秒で走れるとします。それだけで「先生教えてください!」とオファーを受け、お金を稼げる時代がきます。違う例で言えば、あなたが掃除好きだとします。その程度でもお掃除の権威としてビジネスできる日がきます。これはほぼ確実にそうなります。というか、もうなっているんです。気付いていないだけで。
海外ではそのようなCtoC(ユーザー同士の取引)のEラーニングサービスが盛り上がりを見せています。そしてこれから確実に伸びるビジネスカテゴリーです。今回の記事はEラーニングサービスのトップを走るUdemyについて説明します。
サマリー
Udemyとは?
ベネッセが資本を投じて話題になりましたが、正直まだ国内では盛り上がっていません。このサービスを端的に言うと、メルカリのナレッジ版です。エンドユーザー同士が取引します。講師申請をして自分の専門分野の動画やテキスト講義を作り、それをプラットフォームにアップロードします。何かを学びたいユーザーはUdemyにアクセスし、講義を探して買います。すると講師側にお金がチャリンと落ちる仕組みです。近いサービスにSkillshareやLyndaがあります。が、現時点ではほぼUdemyの一人勝ちです。
講師になるには資格がいるの?費用は?
いえ、資格も費用も不要です。誰でも講師になれます。商品が売れたら、Udemy側に収益分配するだけです。成約に至ったプロモーション手法によって、収益配分が変わります。マーケティングを代行してくれているわけですから、安いもんですよ。
人に何かを教えた経験がなくても問題ないのか?
結構この手の質問をされることが多いんですが結論を言えば全く問題ありません。まず動画レクチャーはUdemyスタッフによる審査を経て、公開となります。それをクリアすれば商品品質が担保されたということになるんで安心ですね。ただしコンテンツの中身は講師側が担保することになります。当然ですよね。
まず似寄りサービスと比べて、Udemyは圧倒的にトラフィックが大きいです。全く同じ商品を複数のプラットフォームに同時展開してみてください。違いがわかると思います。プラットフォームの選定で悩む必要はありません、Udemy一択です。
既存プラットフォームと独自プラットフォーム(Thinkific、Teachable)を比較した場合のメリット・デメリット
Udemyには様々な講師の方がそこでビジネスを展開しています。言わばマーケットプレイスですね。Skillshare等も同じです。Amazonのように様々な販売主の中で自分の商品を売ることになります。一方で自分だけのEラーニングストアを持つ方法もあります。どれもローカライズ(日本語化)されていませんがThinkificやTeachableというサービスがそれにあたります。極論を言うと、YoutubeやVimeoのような動画ホスティングサービスに決済モジュールを組み込めば、同じことができます。それらをパッケージにしたのがThinkificやTeachable( 独自プラットフォーム と言います)と考えてください 。既存プラットフォームと独自プラットフォームを比較した場合は良し悪しがあります。
既存プラットフォームのメリット
それはマーケティングを代行してくれるということ。この理由に尽きます。自分でマーケティングする場合は、大量のタスクをこなさなければいけません。
- リードジェネレーション※集客(ブログやPPC広告)
- ナーチャリング※教育(メルマガ)
- セールス(Webコピー)
- 購入者向けナーチャリング
- バックエンドセールス
上記がマーケティングで必要な作業です。一つ一つはとてつもなく重たい作業になります。例えばリードジェネレーションをするためにブログを作ったとします。満足なアクセスが出るようになるまでにどのくらいの時間が必要になると思います?早くて6カ月、たぶん1年は要します。それにやったからって絶対上手くいくなんてことはありません。無駄になる可能性だってあり得ます。Udemyのような既存プラットフォームはこれらを代行してくれるんです。商品を作るだけでチャリンチャリン。こんな楽なことはありません。
既存プラットフォームのデメリット
Udemyではお客さんのプロフィールが手に入りません。Udemy上でしかコミュニケーションが出来ないのです。これはビジネスの継続性を考えると致命的。仮にUdemyがなくなれば顧客リストは消えます。
デメリットはそれだけではありません。価格や特典といったオファーがコントロールできないことも痛い。24000円まで価格設定を上げられますが、キャンペーンで1500円くらいで売られてしまいます。プロパーで売れることはないと思ってください。1500円からマーケティング代行マージンを抜かれると残るのは僅か。よって本格的にビジネス化するなら、どこかでUdemyを卒業した方がいいかもしれません。
独自プラットフォームのメリットは既存プラットフォームの逆です。まあこんな感じです。
独自プラットフォームのメリット
- オファーをコントロールできるので高い値段で売れる
- 顧客リストが手に入るので何度でも再販でき、ビジネスが安定する
- 競合がいないからストアではあなたの商品ラインナップのみを展開できる
独自プラットフォームのデメリット
- なんといってもマーケティングが大変。特にリードジェネレーション。ブログで集客するなら最低1年は必要。
Udemyで講義を売り出すといつの間にかチャリンチャリンとお金が落ちるようになります。言わば不労所得ですね。あなたも是非参入してみてください。そうそう。僕らは売れるUdemyコースの作り方も教えています。興味がある方はこちらからどうぞ。
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